名称 | 玉湯の家 吹抜けのあるスタンダードハウス |
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場所 | 松江市 時期:2021年7月竣工 |
外壁 | ジョリパット・杉板木材保護塗料塗装・ガルバリウム鋼板 |
屋根 | 三州平瓦 |
詳細 | 長期優良住宅 耐震等級3 HEATG2グレード(Ua値0.36W/㎡K) 気密測定C値0.2㎠/㎡ |
幹線道路を外れた田園風景の広がる土地での住宅新築計画。
南面、東面が開けた敷地状況及び近隣環境を最大限生かす計画にするかが重要でした。
南面建物中央に空調計画の中核となる吹抜けを設けて採光・通風を取り込むように窓を配置し
なおかつ隣家の窓と視線が交わらない位置へ設けた。
前面道路より少し距離を取ったことにより少し奥行きのある外構アプローチを計画し、アプローチ両際へ小庭を設けて家族、訪問者ともに楽しめるアプローチとなった。
内装はいつものように新建材を使用せず、シンプルで素材感のある材料を選定し親しみのある落ち着いた空間となった。
住宅のスケール感も比較的コンパクトになっており核家族の世帯に程よいスケール感の住宅となった。
外観 三州平瓦とグレー色の左官壁仕上げの外壁にて落ち着いた雰囲気となっています。玄関廻りはアクセントで杉板張りとしています。
控えなシンボルツリーはオリーブを植え、所々に紫陽花を植え毎年竣工の時期には紫陽花の花が咲くような植栽計画としました。
アプローチ 飛び石を設けリズムを生み出しています。両脇の植栽が家族、来館者を楽しませます。
玄関より内部 土間はモルタル玉砂利洗出し、天井は杉羽目板とし、素材感のある玄関空間としました。
右手には造作家具による下駄箱と土間収納を設けています。
吹抜けリビング 吹抜け上部に設けた窓による採光・通風を確保。2階吹抜け部にはアイアン手摺で軽快な空間としました。
リビングに面して畳敷きの小上がりを設け、空間にメリハリを付けています。
2階ホール。 アイアン手摺にて軽快な空間となっています。吹抜け天井は杉羽目板(白木)張りとし、優しい表情としました。
子供室。 竣工時は仕切らず、お子様が成長し個室が必要になった時に2室に仕切る計画としています。
子供室よりリビングを見下ろす。 子供室に室内窓を設け、1階と2階を視覚的にも繋げる計画としています。