みざわ建設の家づくり
みざわのコンセプト
「よい住まいの基準」は様々であると思います。それぞれ好みの違いがあるのは当たり前のことです。住宅は、性能、間取り、素材、設備など様々な点から検討されますが、それだけでは見えてこない部分があるのも事実。
特別な豪華さよりも普通に安心して快適に生活でき、極力メンテナンスを必要としない家。住まい手に寄り添い共に愛着を増す普遍的な家。
みざわ建設は住む人の価値観や好みが変遷する時代に求められる性能・生活手法を見極め住み手に価値のある暮らし・すまいを提案をし続けています。
外壁の素材について
みざわ建設では脱サイディングを掲げています。
新築住宅で採用される外壁材の8割は[窯業系サイディング]です。初期コストが安く、工期短縮ができるので、外壁材で重要な部分である[メンテナンスに手間・コストがかからない]という部分に目を向けるとメンテナンスコストが高額となる窯業系サイディングを外壁に張るのは疑問が残ります。窯業系サイディングは、10~15年に1度、足場を架けて、シーリング打ち直し+外装の再塗装が必要になります。
ましてや積雪のある寒冷地では温暖地より劣化は著しく、凍害の可能性もあります。初期コストだけではなく、生涯コストを極力最小にする。という考えからサイディングに頼らない、かつ素材感のある自然素材である板壁・左官壁・ガルバニウム鋼板を採用しています。
内装の素材について
みざわ建設では特に内装の素材にこだわります。
それは住み手が毎日に触れるところであり、住むほどに味わい 深く表情が変化していく部分だからです。
床は材種のもつ色味や表情を考慮し住まいの雰囲気に合わせて提案します。比較的多く使用するのは杉・松・桧・クルミですがそのなかでもグレードや節の有無など選択肢は多岐にわたります。
壁についても量販的なビニルクロスではなく自然素材クロスを多用します。ビニルクロスに無いはさらっとした室間、光による柔らかい質感は住まいを落ち着きある上質な空間にしてくれます。
また、みざわ建設では工場製品であるシート貼りの既製品建具や家具は使用しません。建具家具はその用途だけでなく空間の質を左右する重要な要素となり建具家具を造作で統一することにより 住まいの質が向上しオリジナリティが生まれます。
温熱環境エネルギーをなるべく使用しない住まい
まずは暮らしで消費するエネルギーを少なくすること。
消費するエネルギーにを太陽光発電などで創ってZEH(ゼロエネ住宅)よりも先に消費するエネルギーを減らすことが優先です。住まいで消費するエネルギーには、暖房・冷房・給湯・調理・家電などがありますが、山陰で一般的な住宅で暮らす場合は、過半数が冷暖房エネルギーになってしまいます。
「山陰での快適な住まい」は、断熱強化が必須です。断熱性を高めれば、夏冬の冷暖房の光熱費が削減でき、冷暖房設備も大幅に省けるようになり、1台のエアコンで全館空調も可能です。建築費の高い安いで判断するのではなく、生涯でのライフサイクルコストまで計算すれば、良い家に長く住むことはエコロジーで家計の負担も減らせます。
品質の確保へのこだわり
いくら設計計画が良くても、完成した住宅の品質が悪ければ『良い住まい』とは言えません。質の高い施工は、工務店にとって重要なテーマです。現場で直接手がけるのは、大工などの職人たちです。1軒の家を完成させるまでには、多様な職種の職人が現場へ出入りします。職人との信頼関係を築き、各工程で確実な作業を進めるよう指示確認していくこと。これが品質管理です。
現在の体制で確実な品質管理が可能な年間棟数を上限とすること。しっかりとした品質管理が出来なければ快適な住まいを提供することは出来ません。
そしてみざわ建設では社員大工で必ず施工を行います。弊社の家づくりをベースにしている大工職人で施工することにより、さらに品質を上のステージへ上げれる考えているとともに、今後大工職人が減少していく中で必ず残していかなくてはいけない大工技術を引き継いでいくのには自社大工でなければ引き継いでいくことは出来ません。